みなさん、こんにちは。
今回は、コアラさんが聖書を読み始めた時に
名前がこんがらがっちゃった人物です。
バプテスマのヨハネと
イエス様の弟子のヨハネです。
新約聖書に登場するお二人ですが
「ヨハネ」という名前が同じですが、
別の人物でした。
バプテスマのヨハネについては
【18話】で少し紹介したので
今日はイエス様の弟子ヨハネについてです。
イエス様の弟子のヨハネは
12弟子の中でただ一人長生きしました。
他の弟子たちは
各地で殉教しているので
当時の迫害の凄まじさを感じます。
ちなみに
マタイによる福音書やマルコによる福音書は
ローマ皇帝ネロの大迫害
(AC64年 ローマの大火を
キリスト教徒の責任とし、大勢殉教した)
よりも前に書かれてるようですが
ヨハネによる福音書は
ネロの大迫害より後に記されたようです。
ヨハネはイエス様のみことばを直接聞いてきた
貴重な生き証人。
黙示録以外に、ヨハネによる福音書も
同じヨハネが書いていて
ご自身のことを
イエス様が愛しておられた弟子と記してます。
イエス様が最後の晩餐で
私を裏切る人がこの中から出ると仰ったところ、
ヨハネが「主よ、誰のことですか」って
尋ねた場面が聖書にありますね。
ところでコアラさんが
聖書に慣れてない時は
マルコによる福音書が
いちばん読みやすいなって思ってたけど
それらの福音書が書かれた意図を知って
すごく納得しました。
マタイによる福音書は
ユダヤ人向けに書かれた福音書で、
旧約聖書の預言が成就されてることが
わかるように
イエス様の先祖の系図とか
旧約聖書の預言書を引用して
イエス様はユダヤ人が
待ちに待っていた救い主ですと
強調しているのに対して
マルコによる福音書は
もともとユダヤ教を信じてない
ローマの人々を対象に書かれたようで
イエス様が各地で
どんな奇跡や力ある御業を行っていたのかを記しました。
コアラさんは大人になってから
神様を信じるようになったという意味では
当時のローマの人たちのようだったから
マルコによる福音書が
読みやすかったのかもしれません。
話は戻りますが
コアラさんは
最近はヨハネによる福音書がお気に入りです。
なぜって
イエス様が弟子たちに語る場面を
丁寧に書いてくれてるから。
最後の晩餐の時の
イエス様と弟子たちのやりとりを
書いてくれています。
十字架に掛けられる前の
イエス様の最後の言葉の数々を
ほんとに大切に思って
生きていたんだろうなぁって
じーんときちゃいました。
また
ヨハネによる福音書は
神様のことばの大切さと
神聖さを伝えています。
<ヨハネによる福音書 1章1～4節>
「初めに言があった。
言は神と共にあった。
言は神であった。
この言は初めに
神と共にあった。
すべてのものは、
これによってできた。
できたもののうち、
一つとして
これによらないものはなかった。
この言に命があった。
そしてこの命は
人の光であった。」
初めて読んだときは
「はぁ～～～～！？
初めにできたのは
宇宙にあるなんかの細かい物質ちゃうん」
って思ってました。
ヨハネは
神様の言葉が全ての根源であり
神様の言葉は
神様が遣わされた
イエス様がお生まれになることで
イエス様が語られる神様の言葉が
私たちをも生かす光になったと
神様の言葉の重要性を語っています。
イエス様が最後の晩餐の時のこと。
<ヨハネによる福音書 14章6～7節節>
イエスは彼に言われた、
「わたしは道であり、
真理であり、命である。
だれでも
わたしによらないでは、
父のみもとに
行くことはできない
もしあなたがたが
わたしを知っていたならば、
わたしの父をも
知ったであろう。
しかし、今は
父を知っており、
またすでに父を見たのである」。
神様を肉眼で見たことはなくても
神様が遣わしたイエス様によって
神様の御言葉を聞いて
それを信じて生きるなら
それらがあなたたちの道となり
真理となり命となるから
イエス様を通してあなたたちは
神様を見たことと同じなんだ、と。
なんだか深いです。
言葉の裏に隠された意図を
しっかりくみ取れたら
言葉の重みって変わるんですね。
神様の御言葉のふかーーーい世界に入る
ヨハネだからこそ
イエス様から啓示を受けて
黙示録を残されたのかもしれないですね。
弟子たちはそれぞれに
個性豊かな人たちだから
一人一人の個性に合わせて
イエス様は弟子たちをお育てになり
神様はその個性に応じて
働かれていたのかもしれないです。
ところで
コアラさんの個性ってなんだろう？？
考えてるうちに
なんだかちょっと眠くなってきたから
そろそろお昼寝しますか。
これがコアラさんの個性なのか
習性なのか・・・
あ、そうだ！
たまにはウォーキングもしないとね。
