コアラさんが歩いた!【23話】

みなさん

こんにちは。

みなさんは、モーセが紅海をわけた話

聞いたことがありますか?

そうです。

コアラさんが歩いた!12話で

少しご紹介した海をわけた話です。

映画もアニメもあるから

どこかで見たことあるかもです。

ところでコアラさん、

モーセが紅海をわけたように

モーセの後継者ヨシュアが

ヨルダン川をわけていたことを

最近知って驚きました!

ヨシュアってだあれ?

モーセの後を継いでイスラエルの民を

カナンの地に導いた人物です。

彼は昔エジプトの司となったヨセフの子孫で

もう少し詳しく言うと

ヨセフの次男エフライムの子孫です。

<ヨシュア記 3章11節~17節>

「ごらんなさい。

全地の主の契約の箱は、

あなたがたに先立って

ヨルダンを渡ろうとしている。

それゆえ、今、

イスラエルの部族のうちから、

部族ごとにひとりずつ、

合わせて十二人を選びなさい。

全地の主なる神の箱をかく

祭司たちの足の裏が、

ヨルダンの水の中に

踏みとどまる時、

ヨルダンの水は

流れをせきとめられ、

上から流れくだる水は

とどまって、

うず高くなるであろう。

こうして民はヨルダンを

渡ろうとして

天幕をいで立ち、

祭司たちは契約の箱をかき、

民に先立って行ったが、

箱をかく者がヨルダンにきて、

箱をかく祭司たちの足が

水ぎわにひたると同時に、

――ヨルダンは刈入れの間中、

岸一面にあふれるのであるが、――

上から流れくだる水はとどまって、

はるか遠くのザレタンのかたわらにある

町アダムのあたりで、

うず高く立ち、

アラバの海すなわち

塩の海の方に

流れくだる水は

全くせきとめられたので、

民はエリコに向かって渡った。

すべてのイスラエルが、

かわいた地を渡って行く間、

主の契約の箱をかく

祭司たちは、

ヨルダンの中の

かわいた地に立っていた。

そしてついに民はみな

ヨルダンを渡り終った。」

ほーぉ!

そんなことがあったんですかっ!!!

讃美歌で

「ヨルダンを越え・・」

っていう歌詞を思い出しましたが

もしかして

このことを言ってたんでしょうか。

全然違うイメージで歌ってました(^ー^;A

ありゃ~~~

知らないってほんとに怖いですね。。

ところでこの場面はどういう場面かというと

モーセ亡き後

イスラエル民族を率いるヨシュアが

カナンの地に入るために

様々な部族と戦うことになりますが

最初に

エリコという町に攻め上ろうとして

ヨルダン川を渡るときの様子です。

ヨルダンを渡る前に

神様がヨシュアに言いました。

契約の箱を運ぶ祭司達は

ヨルダンの水ぎわの中で、

立ち止まりなさい、と。

イスラエルの人々は、

神様に祭壇を捧げるための

移動式の天幕と、

その中に置いている

神様との契約の箱を大事に持ち運びながら

移動しています。

神様を礼拝することに関わる事柄は

イスラエルの民の中で

レビの子孫たちが担っていて

特に神の契約の箱は

祭司達しか取り扱ってはならないと

モーセの律法で決められており

かつ、契約の箱には

誰も直接触ってはいけないため

契約の箱に通されてる

さおをもって、箱には触らないよう

気を付けながら運んでました。

おみこしのように肩でさおをかついだのか

さおを手で持って運んだのか

コアラさんにはわかりません。

とにかく、祭司たちが川に入って立ち止まると

神様がしるしを見せてくださり

乾いた土の上を

皆が通ることができました。

この奇跡は

ただ、通りやすいように川を分けたのではなくて

この出来事を通して

神様が、他の民族を

あなたたちの前から追い払われる

ということを知るだろうと

神様が仰いました。

モーセの時もそうでしたが

神様はただ約束をするんじゃなくて

先に何かしるしを見せてくださっていました。

モーセが紅海をわける時は

背後にエジプトの隊列が追いかけてきていて

絶体絶命かと思われる状況でした。

ヨシュアがヨルダン川を渡ってからは

慣れない土地での

複数の民族との戦争が待ち受けていました。

どちらも、気持ちが弱くなってしまったら

一気に尻込みしたくなる状況です。

そんな状況で神様は

過去や現在、あなたを助けたように

これからも共にしているから

この事を心にとめて忘れないでと仰っていたんですね。

自分がピンチに陥ったときにこそ

思い出して心にとめておきたい言葉です。

さあ、少し元気が出てきたところで

コアラさん

今日こそはウォーキングを!!! 

木の上で考えてたら永遠にできないから

まずは木から降りることから始めますか。