みなさん、こんにちは。
今日はコアラさんが
聖書を読んで歴史のロマンを感じた話です。
旧約聖書に登場するヨセフのお話です。
夢をよく見るヨセフです。
いつ頃の人物かというと
彼のひいおじいさんのアブラハムが
今から約4000年前(?)の人物と言われているようで
とにかくすごーく大昔の人です。
ヨセフは兄たちに憎まれて
エジプトに奴隷として売られてしまいます。
この箇所を読んで気付いたこがありました。
<創世記 37章25節>
「こうして彼らはすわってパンを食べた。
時に彼らが目をあげて見ると、
イシマエルびとの隊商が、
らくだに香料と、乳香と、
もつやくとを負わせて
エジプトへ下り行こうと
ギレアデからやってきた。」
彼らというのはヨセフの10人の兄たちで
このイシマエル人の隊商に
ヨセフは売られてしまいます。
イシマエル人というのは
イシマエルの子孫です。
イシマエルってだあれ?
信仰の父と呼ばれるアブラハムの妻サラの
つかえめハガルとアブラハムとの間に産まれた男の子です。
妻サラに長い間子供ができなかったので
妻サラが夫アブラハムに
つかえめハガルとの間に子供を産むようお願いして
産まれたのがイシマエルです。
それで
妻サラがそのもっと後に産んだ息子がイサクです。
そして
イサクの子供がヤコブで
ヤコブの子供がヨセフの兄たちとヨセフと弟のベニヤミンです。
ということは
イシマエルびともヨセフも
ルーツは同じアブラハムなんですね!
ヨセフが生きていた当時
イシマエルの子孫たちは
近隣諸国に香料などを売りに行ったりしてました。
コアラさん
<ラクダ><中東>の2つを聞くと
シルクロードを想像しちゃいます。
この方たちはエジプトに向かってるので
コアラさんが想像するシルクロードとは違いそうですが
歴史のロマンを感じてしまったのです!
さて、もうひとつの
コアラさんの歴史ロマンは
さきほどの聖句の
「らくだに香料と、乳香と、もつやくとを負わせて」
という部分。
この中にはイエス様がお産まれになる時に
東方の博士たちが持っていったプレゼントと
同じものがあるではないですか!
<マタイによる福音書 2章11節>
「そして、家にはいって、
母マリヤのそばにいる幼な子に会い、
ひれ伏して拝み、
また、宝の箱をあけて、
黄金・乳香・没薬などの
贈り物をささげた」
イエス様の時に
東方の博士たちが
らくだに荷物を負わせて
イシマエルの隊商たちと同じ品々を
携えていったことにも
歴史のロマンを感じてしまったんです!
時代が変わると
物の価値が変わったりしますが
ヨセフの時もイエス様のときも
乳香・没薬を高価な品々として
扱ってたんですね。
時代を越えて使われる品々があるって
なんだか感慨深いです。
そうだ!
コアラさんも
ラクダに乗って
プレゼントを届けにいきたーい!!!