コアラさんが歩いた!【20話】

みなさん、こんにちは。

今日はコアラさんが

聖書を読んで歴史のロマンを感じた話です。

旧約聖書に登場するヨセフのお話です。

夢をよく見るヨセフです。

いつ頃の人物かというと

彼のひいおじいさんのアブラハムが

今から約4000年前(?)の人物と言われているようで

とにかくすごーく大昔の人です。

ヨセフは兄たちに憎まれて

エジプトに奴隷として売られてしまいます。

この箇所を読んで気付いたこがありました。

<創世記 37章25節>

「こうして彼らはすわってパンを食べた。

時に彼らが目をあげて見ると、

イシマエルびとの隊商が、

らくだに香料と、乳香と、

もつやくとを負わせて

エジプトへ下り行こうと

ギレアデからやってきた。」

彼らというのはヨセフの10人の兄たちで

このイシマエル人の隊商に

ヨセフは売られてしまいます。

イシマエル人というのは

イシマエルの子孫です。

イシマエルってだあれ?

信仰の父と呼ばれるアブラハムの妻サラの

つかえめハガルとアブラハムとの間に産まれた男の子です。

妻サラに長い間子供ができなかったので

妻サラが夫アブラハムに

つかえめハガルとの間に子供を産むようお願いして

産まれたのがイシマエルです。

それで

妻サラがそのもっと後に産んだ息子がイサクです。

そして

イサクの子供がヤコブで

ヤコブの子供がヨセフの兄たちとヨセフと弟のベニヤミンです。

ということは

イシマエルびともヨセフも

ルーツは同じアブラハムなんですね!

ヨセフが生きていた当時

イシマエルの子孫たちは

近隣諸国に香料などを売りに行ったりしてました。

コアラさん

<ラクダ><中東>の2つを聞くと

シルクロードを想像しちゃいます。

この方たちはエジプトに向かってるので

コアラさんが想像するシルクロードとは違いそうですが

歴史のロマンを感じてしまったのです!

さて、もうひとつの

コアラさんの歴史ロマン

さきほどの聖句の

らくだに香料と、乳香と、もつやくとを負わせて

という部分。

この中にはイエス様がお産まれになる時に

東方の博士たちが持っていったプレゼントと

同じものがあるではないですか!

<マタイによる福音書 2章11節>

「そして、家にはいって、

母マリヤのそばにいる幼な子に会い、

ひれ伏して拝み、

また、宝の箱をあけて、

黄金・乳香・没薬などの

贈り物をささげた

イエス様の時に

東方の博士たちが

らくだに荷物を負わせて

イシマエルの隊商たちと同じ品々を

携えていったことにも

歴史のロマンを感じてしまったんです!

時代が変わると

物の価値が変わったりしますが

ヨセフの時もイエス様のときも

乳香・没薬を高価な品々として

扱ってたんですね。

時代を越えて使われる品々があるって

なんだか感慨深いです。

そうだ!

コアラさんも

ラクダに乗って

プレゼントを届けにいきたーい!!!