コアラさんが歩いた!【6話】

みなさん、こんにちは。

聖書の中で

聖霊について語っている箇所はたくさんあります。

ところで「聖霊」って何???

うん、やっぱそこからですよね。

コアラさんも全然わかりませんでした。

今回は

ヨハネによる福音書14章を読みながら

「聖霊」について紹介したいと思います。

まず最初に。

ヨハネによる福音書って何?

そうなんですよ。

もはや出てくる言葉が全部わからない。

まさにその通りです。

ヨハネによる福音書というのは

イエス様の弟子の一人であるヨハネが

イエス様について書いた福音書です。

そして

「福音書」とは

神からの喜ばしい

救いの知らせをもたらした

神の子イエス・キリストの教えと

生涯についての人々の証言の記録

(コトバンクより引用)

です。

ちなみに

ヨハネはイエス様の12弟子の一人で

(他にも弟子はいましたが

この12人が弟子の中でも代表的な方々)

イエス様が福音を伝え歩いていた時から

イエス様と共に過ごしていた弟子です。

ところで、ヨハネよる福音書14章は

最後の晩餐でイエス様が弟子たちに語った内容です。

かの有名な最後の晩餐!!!

最後の晩餐を描いた絵画は

みなさんもどこかで見たことがあるのでは。

最後の晩餐と聞けば

当時の状況をお察しだと思いますが

さらっと説明しますね。

イエス様はイスラエル各地で福音を宣べ伝えていましたが

それを良く思わないユダヤ教の権威ある人たちから

命を狙われていました。

状況は日に日に悪化し、とうとう

ご自身がどうなるか(十字架に架けられる)をわかった上で

その事を弟子たちに伝えます。

しかし、当時の弟子たちは

その言葉の具体的に意味するところまではわからず

弟子の一人のぺテロが

「主よ、どこへおいでになるのですか」

と、質問しています。

ヨハネによる福音書13章にその時の様子が書かれてます。

そんな話の流れの中で14章へ突入します!

イエス様は残される弟子たちを前に

「あなたがたは心を騒がせないがよい。」

と、語りはじめます。

いろいろ重要なことを仰っているのですが

今回は聖霊に関する聖句を抜粋します。

<ヨハネによる福音書 14章16節>

「わたしは

父にお願いしよう。

そうすれば、

父は別に助け主を送って、

いつまでも

あなたがたと共に

おらせて下さるであろう。」

ここではイエス様が

父である神様にお願いすることで

神様が、弟子たちに助け主を送ってくださり

助け主がいつまでも弟子たちといるようにしてくださる

と、仰っています。

そして、その次。

ヨハネによる福音書14章17節より一部抜粋

「それは真理の御霊である。」

(以下省略)

17節はまだ続くのですが

今回はここにご注目を。

16節で言ってる「助け主」というのは

真理の御霊(みたま)のことだよと仰っている場面です。

ところで、「御霊」(みたま)って何??

そうなんですよー。

ようわからん言葉が次々と…..

実は「御霊」(みたま)とは

聖書の中で「聖霊」(せいれい)とも書かれています。

こちらをご覧ください。 

↓↓

<ヨハネによる福音書14章26節>

「しかし、助け主、

すなわち、

父がわたしの名によって

つかわされる聖霊は、

あなたがたに

すべてのことを教え、

またわたしが

話しておいたことを、

ことごとく

思い起させるであろう。」

ここでは、

神様が、イエス様のお名前によって

助け主である聖霊をつかわされ

聖霊は弟子たちにすべてのことを教え

イエス様が話した事柄をことごとく思い起こさせるだろう

って仰ってます。

はぁ。。。。

わかったようなわかんないような。。。

ほんと、頭がパンクしてきます…

ここでは、イエス様が今後のことを語りました。

「私がいなくなっても

聖霊があなたたち弟子に全てを話され

私が話しておいた言葉を

ことごとく思い起こさせるだろう」と。

この言葉の他に、イエス様は

残される弟子たちを前に

「あなたがたを捨てて孤児とはしない」とも仰っていて

これまたすごーくざっくり

14章に書いてあることを一部だけお伝えすると
 

「あなたがたは心を騒がせないでね。
 

神様を信じて私を信じてね。
  

私は道であり、真理であり、命だから。
 

助け主聖霊を送るから。

あなたがたに平安を残していくからね。」

と、弟子たちの質問に

ひとつひとつ丁寧に答えながら
 

様々に語ってくださっていました。

この最後の晩餐は

今まで過ごしたどんな時よりも

弟子たちにとって

忘れられないひとときだったかもしれません。

まさか最後の晩餐で

「聖霊」について仰っていたとは。

最後にまとめると、

「聖霊」とは真理の御霊であり、

イエス様が神様にお願いして神様が送ってくださる助け主

と仰ってました。

後に残される弟子たちを思い助け主を送ることや

あなたがたを孤児にはしないと話されている場面

そして、ヨハネによる福音書17章で

イエス様が残される弟子たちのために

神様に切実に願い求めている場面を読むと

イエス様の弟子たちを思う

愛情と諭しと励ましと

様々な気持ちが表れているようで

切なくてちょっと泣けてきます。

すいません

なんだかしんみりしちゃいましたね。

気を取り直して締めくくります。

真理の御霊、助け主、聖霊について

少しイメージが湧いてきたでしょうか?

もしかしたら

最後の晩餐の方が強烈に残っちゃったかもですね。

最後の晩餐では聖霊の話の他にも

様々な事について語ってくださっています。

ここでは書ききれず割愛させて頂きました。

興味が湧いた方は

ヨハネによる福音書の13、14章を読んでみてください。

イエス様と弟子たちのやりとりを通して

何か感じるものがあるかもしれません。

最近はネットで調べたら何でも見れるから便利でいいです。

そんなこんなで

コアラさんは

今日も聖霊に助けられて

ちょっとだけ歩いてみたのでした。