コアラさんが歩いた!【12話】

みなさん

こんにちは。

前回、先祖のアブラハムが見た夢が

子孫のヨセフと

さらにもっと後の子孫モーセによって

成就されてたことを紹介しました。

せっかくなので

モーセについて

もう少し深掘りしたいと思います。

モーセも広く名前の知れた方ですね。

では生い立ちから。

↓↓↓

舞台はエジプトです。

この頃、へブル人と呼ばれるイスラエルの人々は

ヨセフの時代からエジプトの地に住んでいました。

モーセが産まれる時期は

ヨセフのことを知らない

エジプトのファラオが国を治めてました。

イスラエルの民(ヘブル人と呼ばれてます)は

皆奴隷にされ、重労働に苦しんでいました。

ヘブルの人々が

エジプトに増え広がることを恐れたファラオは

産まれたヘブル人の男の赤ちゃんを

ナイル川へ投げ込めと命令します。

なんですとーーーーーΣ(Д゚;/)/

コアラさんの背中に乗せてる

赤ちゃんコアラも殺されてしまうー!!!

は、はやく逃げなくては….

あ、、奴隷だから逃げられない。。

ならばユーカリの葉っぱに

赤ちゃんを隠さねば!

えっっっ!?

頭は隠れたけど

おしりが見えてるーー??

コアラさんもう大パニック。

モーセはまさに

そういう悲痛な時代に産まれた

ヘブル人の男の子だったんですが

母親はモーセが産まれて

3ヶ月の間隠しておき

その後、かごに入れたモーセを

ナイル川の岸の葦の中へそっとおきます。

姉のミリアム、弟の安否を見守ります。

そしたら、ファラオの娘が

身を洗うためにナイル川に降りてきました。

ファラオの娘が赤ちゃんを見つけて

かわいそうに思っていると

モーセの姉ミリアムが

「子に乳を飲ませる

うばを呼んできましょうか」

と申し出て

呼ばれて来たのがモーセのお母さん。

なんてラッキーな親子なんでしょうか!!!

「こんな事あり!?」って

コアラさん、びっくりでした。

ヘブル人はみんな奴隷でしたが

モーセは生まれはヘブル人でありながら

ファラオの娘の子になるという

当時としては破格の境遇で育ちます。

しかし、自分はヘブル人だ

という自覚はありました。

ある日、モーセは

エジプト人がヘブル人を打つのを見かねて

そのエジプト人を殺してしまいます。

後日そのことをヘブル人に指摘され

ファラオに殺されるのを恐れたモーセは

ミデヤンという地に逃れて数年生活します。

しかし、ある時

ホレブ山で神様と衝撃的な出会いがあり

「イスラエルの民たちを

エジプトから導き出させよう」

と、神様からメッセージが!!!

それで意を決して再びエジプトに戻り

ファラオに直談判しました。

少し話は戻りますが、

モーセが神様からメッセージもらったとき

意外にも

私は口が重いから

そんな大役務まらないと辞退してます。

そしたら神様

「あなたには兄弟のアロンが

いるではないか」と。

それでモーセは

言葉に長けてる兄弟アロンの協力を得て

エジプト大脱出のため動き出すのです。

なんとまあ、意外なことです。

神様にやりなさいと言われてるから

どんな人物だろうと思ったら

自分の口が重いところを

気にする人だったとは。

コアラさんかなり親近感。

神様は非の打ち所がない

スーパーマンみたいな人を

選ぶわけじゃないんだなあって

思った出来事でした。

長くなっちゃうのでここからは

ざーっと書きますね。

モーセがヘブル人たちを連れ出すため

エジプトのファラオに願い出ます。

「神に犠牲を捧げるために

ヘブル人たちを

3日の道のりほど荒野に行かせてください」

ってお願いしたらファラオに却下されます。

しかも、

モーセがファラオにお願いしたことで

ファラオがヘブル人たちに

さらなる重労働を課したので

ヘブル人たち、モーセに怒る。

苦しい立場に置かれるモーセ。

そんなとき神様が

「私があなた(モーセ)を通して行う」

と、力強く導かれます。

ファラオにお願いを拒否される度に

神様はモーセを通して

1つずつ災いをエジプトに下します。

ファラオがなかなか

「うん」と言ってくれないから

災いはなんと、10にまで及んでしまいました。

ざっとこんな感じです。

↓↓↓

1 モーセの持つ杖がへびに変わり、
  エジプトの魔術師らの杖をのみつくす。

2 ナイル川の水が血に変わる

3 大量のかえるがナイル川から各家々に入り込む

4 ぶよの大発生、人と家畜につく

5 あぶの大発生

6 家畜の疫病でエジプト人たちの家畜死ぬ

7 人も獣も腫れ物できる

8 大きな雹で動物と作物に甚大な被害

9 いなごの大群で作物食い荒らされる

10 (ヘブル人を除いて)  エジプトの全てのういごが死ぬ

ひぇぇーーーーーーーーー((((;゚Д゚))))

こんなに天災が続いたら国が滅んでしまう・・・

10番目の災いで

ファラオ自身も我が子を失い、

ここでようやくファラオから許可をもらいます。

ヘブル人たち、荒野を目指して急いで出立したので

パンにはパン種(イースト菌)を入れておらず

パン種抜きのパンを携えて

エジプトを脱出します。

ところが、エジプトの隊列が

ヘブル人たちを追いかけてきました。

この時ヘブル人たちは

モーセに文句を言いました。

目の前は海、

後方は追っ手が迫り来る

絶体絶命の状況でしたが、

モーセが手を海の上にさし伸べたら

神様は夜もすがら強い東風をもって

海を退かせ、海を陸地とされ、

水がわかれました。

ヘブル人たちは、地の乾いたところを渡って

無事にエジプトを脱出

モーセが手を海の上にさし伸べると

夜明けになって、海はいつもの流れに返り、

追いかけてきたエジプト人たちは

海の中に投げ込まれてしまったのです。

なんという展開!!!

神様がモーセを通して

強力に導いて下さり

無事に脱出したイスラエルの人々。

これからいろいろ大変なこともあるんですが

まずはここまで。

ところで、

2千年前のイエス様の時代にも

現代にも行われている過越の祭は

神様がイスラエルの民を

エジプトから導き出されたこと

イスラエルの民には災いを

過ぎ越してくださったことを記念とし

神様に感謝を捧げる大事な宗教行事です。

この祭りの後に続く、

種を入れないパンの祭りが7日間あります。

当時のことを忘れないためにも

7日間パン種抜きのパンを食べることが

律法に記されています。

(現在は過越の祭と種を入れないパンの祭が

一体化してるそうです。)

ちなみに、イエス様が十字架に架けられたのは

これらの祭りの期間だったようです。

なんと・・・・・

そのような大事な祭りの期間に

衝撃の出来事が起きていたとは・・・

いろいろと話が飛んでしまいましたが、

今日の主人公はモーセでした。

この方はすごーく重要な方なので

折を見てまた登場してもらいます!

ふう、

なんだかいろんな出来事が起こりすぎて

コアラさん

ちょっと疲れちゃったかも。

そろそろお昼寝タイムです。

お昼寝してからゆっくり歩くとしますか。

ではみなさん、ごきげんよう。