こんにちは。
みなさんは毎年お盆は
お墓参りに行きますか？
コアラさんはあんまり行けてないですが、
コアラさんが子供の頃は
コアラじいじとコアラばあばと一緒に
ご先祖様のお墓参りに行きました。
お墓参りで思い出したエピソードをひとつ。
今日の主人公も
【11話】と【12話】で登場していた
モーセです！
当時エジプトで奴隷として苦労していた
イスラエルの民たちの叫びを神様が聞かれて
モーセを通して
エジプトにいたイスラエル民族全員を
シンの荒野に導き出しましたが、
そのときモーセがエジプトから
携え出たものは
一体何だと思いますか？
なんと
ヨセフの遺骨です！！！！！！！
ヨセフってだあれ？
ヨセフは
イスラエル民族が初めて
エジプトに移住するようになった
きっかけとなった人物です。
もともとはお父さんのヤコブや家族と一緒に
カナンという地に住んでいましたが
兄たちによって
エジプトに奴隷として売られてしまい
そのあとエジプトのファラオの大抜擢により
エジプトの全国のつかさになった人です。
そんな未来が待っているとは知らない
ヨセフのひいおじいさんにあたる
アブラハムが夢で神様から
こんな風に言われてます。
<創世記 15章13～16節>
時に主は
アブラムに言われた、
「あなたはよく心にとめておきなさい。
あなたの子孫は他の国に旅びととなって、
その人々に仕え、その人々は彼らを四百年の間、
悩ますでしょう。
しかし、わたしは彼らが仕えた
その国民をさばきます。
その後かれらは多くの財産を携えて
出て来るでしょう。
あなたは安らかに先祖のもとに行きます。
そして高齢に達して葬られるでしょう。
四代目になって
彼らはここに帰って来るでしょう。
アモリびとの悪がまだ満ちないからです」
時は経ち、アブラハムのひ孫
ヨセフの時代に一族はエジプトに移り住みました。
そしてヨセフは
自身の臨終の際、こう言いました。
<創世記 50:24～25節>
ヨセフは兄弟たちに言った、
「わたしはやがて死にます。
神は必ずあなたがたを顧みて、
この国から連れ出し、
アブラハム、イサク、ヤコブに誓われた地に
導き上られるでしょう」。
さらにヨセフは、
「神は必ずあなたがたを顧みられる。
その時、
あなたがたはわたしの骨を
ここから携え上りなさい」
と言ってイスラエルの子らに誓わせました。
彼らのエジプト移住からおよそ400年の時が経ち
エジプトでイスラエルの人々が奴隷として
苦しんでた頃に産まれたモーセが
イスラエルの民全員を率いてエジプトを出る時
ヨセフの遺骨を持って脱出をしたんですね。
まさか、先祖の骨ごと携え出ていたとは。
確かに、今後エジプトに
お墓参り行くのは無理そうだ….
あ、そういう問題ではなくて
これはヨセフの子孫達が
ヨセフに誓っていた事柄でした。
モーセはヨセフの遺言通りに
ヨセフの遺骨をエジプトから携えのぼりました。
モーセは神様と直接やりとりをしながら
神様を信じて生きていく上で必要な律法を
イスラエルの人々に教え導いた人物です。
その過程では様々な苦労があったことが
聖書に記されています。
モーセの生涯を知れば知るほど
コアラさん、ほんとに頭が上がりません。
モーセについては
語り尽くせないほどのエピソードがあるので
また折を見て紹介できたらいいなと思ってます。
さあて、コアラさんは
久々にじいじとばあばの
お墓参りに行ってこようかな。
